27日に開幕した全国高校ラグビー大会。会場の近鉄花園ラグビー場(東大阪市)の中村進支配人(45)が、温かい目で選手を見守っている。現在トップリーグの近鉄が全国社会人リーグ当時、ウイングで活躍。11月に就任したばかりで、最初の「全国大会」を迎えている。
中村支配人は福岡大出身。体も細く、不動産会社に就職する予定だった。だ
が、大学の全国大会の明大戦で2トライし、当時の国内トップリーグへの就職が決まった。
花園は近鉄のホームグラウンド。選手として立った花園は厳しい練習で、つらい記憶ばかりが残っているという。選手寮も場内の2階にあり、ラグビー漬けの日々。それでも俊足を生かしたプレーでウイングとして近鉄を支えた。
95年に引退後は社業に
専念していたが、異動により支配人に就任。選手の気持ちが分かるため、芝の硬さには気を使うという。現役さながらにぜい肉のない体で、芝の種まきや芝刈りにも自ら参加する。
選手を迎え入れる立場に「グラウンドでは100%、120%のパフォーマンスができるように心がけている」と中村さん。「最高の状態でお待ちしています」と語る笑顔は、 トリーバーチ
現役の時のように自信に満ちている。【加藤敦久】
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引用元:RMT
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